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NEXTMUSIC Japan (以下 NMJ): どうもご無沙汰しております。今日は改めていろいろお聞きしたいと思います。まずは、それぞれの音楽のルーツと言いますか、音楽に目覚めた、もしくは刺激を受けたアーティストなどをおしえてください。
POCO: "スーパーカー" とか、少しさわやかなポップスがすごい好きで、そこら辺から徐々に、徐々に深いところに入って行った感じがします。
KENTAROID: ボクは元々、昔はギターばっかりやってたんですけど、うちのボーカル(POCO) と出会ってぐらいから、テクノとかたくさん聴くようになって、テクノっぽい音楽でギターも楽しく弾けるような音楽をやっていきたいな、という感じでした。
NMJ: 出会う前はどんな音楽を聴いていましたか?
KENTAROID: 普通にJ-POPとか、洋楽のロックとか、バンドものばっか聴いてましたね。
NMJ: 洋楽だとやっぱUKより?
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Debut Mini Album
『COCOLO COLOR』
2008/8/6 発売
¥1,500(TAX IN)
SukiYaki
(p)(c)2008 YOSHIMOTO R and C. SYCI-15001
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KENTAROID: そうですね。あの・・・、"RADIOHEAD" とか "Blur" ですね。
NMJ: それが時代のオンタイムというか、年齢的にも合うバンドだったんですね。POCO さんは、"スーパーカー" 以前というのは?
POCO: もっと前となると、"GLAY" が全盛期とかで、ボクは流行りものが大好きなんで(笑)。
NMJ: そうですか(笑)。キャラ的には、お互いをどのように見ていますか?
POCO: KENTAROID はですね、ちょっとクールそうに見えて、ちょっとヌケたところがあるようなタイプですね。まぁ、そこを上手くサポートしつつやってますけど(笑)。
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ジャケット用にカスタマイズされたシンセサイザー
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NMJ: 言われてますけど(笑)、どうでしょうか?
KENTAROID: ご存知の通り POCO は王子キャラなんで、逆にボクが執事となって支えているような感覚ですね(笑)。
NMJ: POCO さんは音楽的な環境で育たれたと聞きましたが?
POCO: もうボクが物心ついた時には、両親とも引退していたんですけど、母親がバックコーラスの方でずっとテレビの仕事をしていて、仕事の関係でギタリストの父親と知り合ったということです。家にはピアノがあって子供の頃から母親のピアノを聴いて育ちました。
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NMJ: そんな2人の組んだ“空中分解”は音楽的にはどんな感じ?
POCO: "空中分解" というのは、一瞬で「ぱっ!」と弾けるインパクトを覚えてもらうような音楽にしたいなと思ってたんで、なるべくキャッチーな感じに今回は仕上げたので、そこら辺を聴いてもらえれば直ぐに分かるとは思うんですけど、言葉が残るようなものを意図して作りましたね。
NMJ: アルバムのコンセプトはありますか?
POCO: コンセプト的には "空中分解" の名刺代わりになるような作品にしたくて、ボーカルの声と歌詞が印象に残るようにしたいのと、KENTAROID のキャラがにじみ出るようにしたいな、というのがあったんですけど、曲自体は今まで活動をしてきた中で、代表曲というか自分たちが今ベストで出せる曲を詰め込んだ形です。
NMJ: それでは、曲は今まであった中からピックアップしたんですね。
POCO: そうですね。それでスタッフと話をして、昔の曲だけでは新鮮味もないだろうということで、「ニコリズム」は新しく作りましたね。
KENTAROID: どの曲を取っても本当にキャッチーで、歌詞もとっても面白く、メロディーとかも一回聴いたら直ぐに耳に残るような、1曲1曲の持っている存在感とかが、すごく大きいと思うので、楽しんで聴いてもらえたらなと思います。
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NMJ: アルバム・タイトルに込めた想いと言うのは?
POCO: 「COCOLO COLOR」という言葉は、アルバムの為に用意した言葉ではなくて、元々、自分らの自主企画イベントとかがあった時に思い付いた言葉で、活動を通じて "空中分解" としても、ファンにとっても思い入れのある言葉だったので、感謝の意味も込めて、またもっと広めたいというのもあって、あえて今まで使ってきた言葉を使わせていただきました。心っていうのは、その時、その状況でいろんな感情があって、それが色でも表せるし、そんな感情を自分たちが広められるような環境にしたいなというのがあって、心とカラーという言葉を使いたくて、上手くマッチングしないかなと文字にしてみたら、バッチリ、キレイに収まったんです。
NMJ: このアルバムのリード曲的存在は?
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ジャケット素材用にカスタマイズされたヘッドフォン
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POCO: それは「MANIAC★☆」ですね。でも「MANIAC★☆」は考えて聴いてほしくないですね。「シンセサイザー!」って歌ってるんですけど、「なんでシンセサイザーなの?」と聞かれても、ボクはシンセサイザーの曲を歌っているので、そうだな〜、例えば「"TUBE" がなんで夏を歌ってるの?」と、それと同じような感じですね。感覚で聴いてほしいという代名詞のような曲ですね。
NMJ: それでは、KENTAROID さんに、ギターリストとしては、このアルバムの聴きどころは?
KENTAROID: う〜ん、聴きどころ?え〜、あるかな?
POCO: あるでしょ(笑)! いいの? 俺はあのイントロの、リードがシンセっぽく聴こえる音なんですけど。
KENTAROID: あぁ!あの〜、今回のアルバムでボクが弾いている特徴として、あんまりギタリストらしからぬギターを弾いていて、けっこうシンセっぽいギターというか、中性的なギターを弾いていて、自分らしさというか、こういうギターを弾くのが合ってます。
POCO: 実はメイン・シンセに聴こえる部分がギターです(笑)。
NMJ: そうだったんですか。ところで歌詞は POCO さんですが、どんなスタイルで作られてますか?
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アーティスト写真撮影に使われたピストバイク
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POCO: だいたい曲のタイトルを、ぱっ!と決めちゃうんですけど、もう詞が全て後の感じです。曲のイメージをリフレインして、当てはまる言葉を探していく作業が多いですね。
KENTAROID: 自分的にはすごく POCO の歌詞を推していて、言葉遊びだったりとか、コミカルさとかがすごく出ていると思うんですね。
NMJ: なるほど。それと今回、リミックスが入っていまして、"Graham Massey" で、これは熱きラブコールを送ったんですか?
POCO: ルーツっていうか、大御所として名前は知っていましたので、あの〜ダメもとで(笑)。
KENTAROID: 今回リミックスをお願いする候補は何人かいたんですけど、その中でもこの人はテクノ界の重鎮と呼ばれる人なんで、その人にやってもらったら、もうすごいでしょ。ってことで。
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POCO: あの〜、曲を壊してもらうことを凄い楽しみにしてたんですよ。もう、その通りリミックスで壊してくれたんで(笑)、まあ、それはいい意味なんですけど。最初、え〜!って思ったんですよ。でも、聴いていくうちに味が出てきて、ほんとカッコいいリミックスだな〜、と思いました。
NMJ: それでは今の J-TECHNO シーンについてお聞きします。"Perfume" とかのアイドル的な扱いの中でも持てはやされていますが。
POCO: あの〜、ボクとしては、やっと来てくれたという感じで、"Perfume" とかも大好きですし、ルーツを切り開いてくれたというか、ボクらは長く活動してきたこともあって、初めのころはテクノ・ポップをやってても誰も見向きもしてくれなかった時で、やっと聴いてくれる環境が出来て、そのタイミングでリリース出来るのがすごくうれしいですね。
NMJ: 活動歴にデザインフェスタ(※)への参加とありますが、これはどのような形で?
※世界中のアーティストが自由な表現を繰り広げるインターナショナルアートイベント&ギャラリー。アートフリマ。春と秋の年2回、東京・有明にある国際展示場(東京ビッグサイト)にて土日2日間の開催。
POCO: "空中分解" として参加しました。Tシャツを自分でデザインしたものがあって、まぁ、ライブとかで着てたりもしたんですが、すごく評判良かったね。
KENTAROID: あれは良かったね。"空中分解"のロゴをデザインして、それを無地のTシャツにプリントして、ペンキとか絵の具とかを使って、自分たちで好きなようにする1点もの的な感じでやりました。
POCO: けっこう売れて、ファンの子たちはライブの時に着て来てくれました。デザインフェスタの延長線上で、若手デザイナーのファッション・ショーと "空中分解" のライブをコラボするということもやりました。
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NMJ: ビジュアル的なことにも大変興味を持たれていますが、何かインスパイアされているアーティストとかいらっしゃいますか?
POCO: ボクが尊敬しているアーティストは "ジャクソン・ポロック" で、何かこう、色を散りばめた世界が好きで、作品を作る時にインスパイアされています。
NMJ: それでは、今後の展開をおしえてください。
POCO: ライブは、8月8日に下北沢 MOSAiC であるんですけど、考えているのは、自分たちのスタイルをもう1度作り直そうかなと思ってて。今ライブは、ライブハウスになじめるようなスタイルで演奏したりしてるんですけど、もうちょっと幅広く活動する為に、DJスタイルの演奏を確立して・・・。
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Tシャツにプリントされデザインフェスタで好評を得た "空中分解" のロゴ
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KENTAROID: そう、それで、そういったお客さんにも気に入ってもらえるように、層をちょっと広げていきたい、そしてどっちのスタイルも出来るアーティストってなかなかいないと思うので、そこをちょっと追求してみようかなと。
NMJ: ではあらためて、今回のアルバム「COCOLO COLOR」についてのアピールをお願いします。
POCO: みんなで歌いたいね。
KENTAROID: うん、みんなで楽しく踊って、歌って、が出来るような作品にしました。
POCO: あと、「"空中分解" 知ってるんだよ〜。」ってことが、アンテナを張っている子たちが自慢出来るような作品になってます。
NMJ: それでは最後に NEXTMUSIC Japan のリスナーへメッセージをください。
POCO: やっぱり NEXTMUSIC で試聴されてる人って、先物買いじゃないですけど、アンテナを張っている人たちばっかりだと思うので、キッカケをつかんでくれるのが NEXTMUSIC であってくれるとすごくうれしいです。
KENTAROID: ほんと NEXTMUSIC を見てる人って、いろんな音楽を知りたがって、探している人だと思うので、そういうところからボクらもデビューのキッカケが出来たというのをうれしく思ってます。そしてここで "空中分解" を聴いていただいて、いろんな人、お友達とかににどんどん薦めてもらいたいなと思います。
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